2017/06/20 バージョン4.3.0をリリースしました。

[セキュリティエンジン]
1. セキュリティレベルの強化 – Android 6.0以降でのMagiskへの対応をしました。
– Xperiaでのルートシェル検出機能を追加しました。
– リソース(R.java)暗号化方式の改善をしました。

  1. 互換性の拡張 – バイナリ難読化時の特定クラス名の例外処理を追加しました。

– Unity DLLの復号処理を改善しました。
– Android O (8.0)に対応しました。

  1. 位置偽装(Fake GPS系)アプリ検出の強化

– Android 6.0以下の場合に、「疑似ロケーションを許可」がOFFでも検出できるように対応しました。
– システムアプリとして動作させた場合にも検出できるように対応しました。

  1. デバッグ検知の追加

– 開発者設定のデバッグが有効の状態でUSB接続の検出を追加しました。
– 同じく、TCP/IP下でのADB Connectの検出を追加しました。

  1. Root検出の一部除外を追加

– AQUOS, LGの一部において除外ルールを追加しました。

  1. セキュリティイベントコールバックの追加

– 攻撃検出時に即時遮断せずに、アプリ内のコールバックを呼び出す方式を追加しました。
– コールバックの仕様については「ユーザーズガイド」をご参照ください。
– ※コールバック未実装の場合は、従来通りの挙動になります。